2月23日-2月28日
普段は、公園や美術館の池の中などといった野外に作品を展示する平間さん。今回、画廊では19点の小品と野外設置の記録ビデオをながす為のテレビが一台。小品は、石を削り中心に水をため、その中に葉を型どった真鍮を沈めるといった作品で、作品1つ1つにスポットがあててあった。そのスポットの光が水とその中の真鍮に反射して、壁に陰を作り出していた。会場を歩き、床がきしむ度にその陰が揺れ、何とも言えない不思議な空間になっていた。今回の展覧会で使っていた石は、小松石・大理石・泥かぶり・めのうの4種類で、その中でもめのうはガラス繊維が含まれているため、とてもキレイだった。(ウエストベスギャラリーコヅカ アシスタント 天野)