渡部裕二 展

2002年9月9日-9月14日 スペースホワイト

前回の展覧会

<Rainy Day>

pencil drawing on paper and video projection installations dimensions variab

<本当は見ることができるのに見過ごしてしまっているものを見れるようにする>

細長いスクリーンに森のドローイングがしてある。そこにプロジェクターの光があたって綺麗にドローイングを映す。しかし、そこには光が映っているだけで何も見えない。この作品の映像はただ雨が降っているだけでしかもほとんど見ることができない。よく見れば時々縦線が見えるだけでほとんど見ることができない。

映像は見ることできない。この作品はそれでいて、雨が降っているのを人は眼で見なくても音や空気で分かる時が多い。何も見えなく肌で感じなくても空気が分かること。そのことを「見ることで理解する」ということを考える。

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